公衆衛生とは


1、公衆衛生の定義
 
  • ☆ウィンスロー定義


  • 「公衆衛生とは環境衛生の改善、伝染病の予防、
    個人衛生の原則についての個人教育、疾病の早期診断と
    治療のための医療と看護サービスの組織化、
    および地域社会の全ての人に、健康保持のための適切な
    生活水準を保証する社会制度の発展ために、
    共同社会の組織的な努力を通じて、 疾病を予防し
    寿命を延長し、肉体的・精神的健康の能率の増進を図る科学であり、技術である。」


2、健康の定義

  • ☆WHO憲章


  • 「健康とは、肉体的、精神的および社会的に完全に良い状態にあることであり、単に疾病または虚弱でないという事ではない。 及ぶ限り最高の健康水準を享受することは、人種、宗教、政治的信念、経済的、社会的条件にかかわらず、すべての人の基本的権利である。」 「健康とは、肉体的、精神的および社会的に完全に良い状態にあることであり、単に疾病または虚弱でないという事ではない。及ぶ限り最高の健康水準を享受することは、 人種、宗教、政治的信念、経済的、社会的条件にかかわらず、すべての人の基本的権利である。」

    公衆衛生の衛生とは「生命や生活を守る」という意味がある。


3、公衆衛生と健康の概念の関係について

  • ☆日本国憲法第二十五条


  • 「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければいけない。」


4、公衆衛生の範囲

  • 予防衛生


  • 第一次予防  健康教育、栄養改善、予防接種等
    第二次予防  疾病の早期発見・早期治療
    第三次予防  理学療法・リハビリテーション・機能訓練等


5、公衆衛生の歴史

  • 古代


  •  ヒポクラテス→ 医学の父 ガレヌス 衛生の命名者

  • 中世


  • ハンセン病 ペスト(黒死病) 中国で1300万人の死者 インド滅亡寸前、カイロで一日15000人の死者
    梅毒(コロンブスの大陸発見で世界中に蔓延)
 
  • 近代


  • 天然痘 1980年WHOが根絶宣言 痘そうウイルスは人にしか感染しない

    コレラ メッカ巡礼、十字軍によって世界的流行

  • 現代


  • ☆WHO発足 1946年


  • 日本の公衆衛生史


  • 食品衛生法の制定 昭和22年地域保険法の制定(保健所の設置)感染症の予防及び感染症患者に対する医療に関する法律(感染症新法)施行


6、疾病構造の変化

  • 死因の変化


  • 明治時代 1位 肺炎気管支炎 2位 結核
    明治時代 1位 肺炎気管支炎 2位 結核
    大正時代 1位 肺炎気管支炎 2位 胃腸炎
    昭和初期 1位 結核 2位 肺炎気管支炎
  • ☆現在


  • 1位 がん 2位 心臓病 3位 脳卒中 (高齢者の増加により肺炎による死亡が増加傾向)



>>CHECK POINT

WHOの定義 日本の公衆衛生史  疾病構造の変化は要チェック!!
☆の部分も要チェックです。