スペインワインの法律と分類

スペインワインの法律と分類




 スペインで最初に出来た法律は18世紀に低価格、低品位のワインの輸入や混入を防ぎ、自国のワインの品質を
 保つためにつくられた。
 
 1920年には特に優れたワイン産地の指定制度ができ、最初にリオハなどの18の原産地の呼称は1932年に発表。
 その後、ヘレス、マラガなどが指定を受けるようになった。
 
 農林水産省(MAPA)は1970年『ぶどう畑、ワインおよびアルコールに関する法令』を施行
 
 これに基づき『原産地呼称庁』(INDO)が設立され、D.O.を名乗るための満たすべき条件が定められる。
 
 
 ・Denominacion de Origen Calificada(デノミナシオン・デ・オリヘン・カリフィカーダ)
  特選原産地呼称ワイン
 
  INDOが非常に厳しい生産基準を設けている生産地域で生産されたワイン ★現在はリオハが認められている。
 
 ・Denominacion de Origen(デノミナシオン・デ・オリヘン)
  原産地呼称ワイン
  
  統制委員会が設置された地域において、地域内で栽培された認可品種を原料として厳しい基準に基づいて
  生産されたワイン。
  
 ・Vino de la Tierra(ヴィノ・デ・ラ・ディエラ)
  カントリーワイン
  
  認定地域内で生産された原料ぶどう60%以上で使用したワイン。28地域ある。
  
 ・Vino de Mesa(ヴィノ・デ・メサ)
  テーブル・ワイン
  
  最も基本的なカテゴリーで、格付けされていない畑で生産されたワインや異なる地方のワインを混ぜて
  つくったワイン
  
  
  ★INDOは熟成ワインを格付け分類し、それぞれの名称の定義を定めている。D.O.によってはこれよりさらに
  厳しい条件のものもある。
 
 ・★ホーベン(Joven)、シン・クリアンサ(Sin Crianza)
  樽熟成12ヶ月以下、またはまったく樽熟成を行わないもの。
  
 ・★クリアンサ(Crianza)
  赤ワイン→樽および瓶内にて出荷まで24ヶ月熟成、うち最低6ヶ月(リオハは12ヶ月)小樽で熟成
  白・ロゼ→瓶内で12ヶ月熟成、うち6ヶ月以上は小樽で熟成
  
 ・★レゼルバ(Reserva)
  赤ワイン→樽および瓶内にて36ヶ月熟成、うち12ヶ月以上は樽で熟成させたもの。
  白・ロゼ→樽と瓶内で24ヶ月熟成、うち6ヶ月以上は小樽で熟成させたもの。
  
 ・★グラン・レゼルバ(Gran Reserva)
  赤ワイン→ぶどうのあたり年のみ生産可能、24ヶ月以上オークの小樽で熟成させた後、
       36ヶ月以上瓶内で熟成させたもの。
  白・ロゼ→48ヶ月以上樽と瓶内で熟成させ、うち6ヶ月以上は小樽で熟成させたもの。