シェーヴルチーズ

穏やかなAOC、シャビシュー・デュ・ポワトー

フランス西部のポワトー地方で作られているシェーブルチーズです。元々、山羊の飼育法とチーズの作り方は、8世紀にこの地に攻め入ったアラブ系の人たちから伝わったもので、このチーズの名前の「シャビシュー」とはアラブの言葉で“山羊”を意味する「シェブリ」に由来します。今ではこの地方は、山羊の飼育ではフランス一、シェーブルチーズ生産の中心地域となりました。AOCにも認定され、この地を代表するチーズがこの『シャビシュー・デュ・ポワトー』です。

原産国 フランス 原産地方 フランス西部のポワトー地方

さわやかな酸味、セル・シュル・シェール AOC

この『セル・シュル・シェール AOC』は、直径7cmくらいの平らな円形、その表面には青黒い灰の色が目立ちます。これは塩を混ぜた“ポプラの木炭”の粉で、これをまぶすことによって熟成が助けれるのです。また、この灰の色は、まだ熟成が進んでいないフレッシュな状態の時は黒く、次第に熟成が進むほどにグレーになっていきます。熟成の進行具合の目安としても役立ってくれるのです。

原産国 フランス 原産地方 ロワール地方

白カビに覆われてマイルドな風味、サントモール

サントモール

まわりを白カビでおおわれた、さわやかな食感を持つ山羊乳チーズが、この『サントモール』です。木炭の粉を吹き付けた黒っぽい外観の『サントモール・ド・トゥーレーヌ(AOC)』の方が有名になっていますが、こちらの方がフレッシュな味わいがあって食べやすいでしょう。細長い円筒状の形が特徴で、端からトントンと輪切りにするのが正しい切り方です。

原産国 フランス 原産地方 ポワトゥ地方

ユニークな外観が特徴、ピラミッド サンドレ

この『ピラミッド サンドレ』は、ユニークな形が特徴の、おだやかな味わいを持つ山羊乳チーズです。名前の通り、その形はまるで“頂上を切り取られたピラミット型”なのです。また「サンドレ」とは、熟成のときに表面にまぶす“灰”のこと。ピラミッドの形をした灰にまみれたその外観は、一度目にしたら忘れられないような個性豊かなチーズでしょう。

原産国 フランス 原産地方 ミディピレネー圏

カフェでも人気、クロタン・ド・シャヴィニョル

シェーブルチーズの生産が多いフランスのロワール地方ですが、そこで作られるAOCチーズの中で最も生産量が多いのがこの『クロタン・ド・シャヴィニョル』です。その昔、このチーズを何ヶ月も放置していたところ、真っ黒なカビに覆われてしまい、その姿から「シャヴィニョルの“馬糞”」という名前が付けられたという、ちょっと信じられないようなエピソードが伝わっています。

原産国 フランス 原産地方 ロワール地方

山羊乳+白カビが絶妙、フロレットシェーブル

可愛らしい山羊のイラストが描かれたパッケージと、人目をひく六角形の形状で、人気のあるチーズです。原料に山羊乳を使っていますが、白カビに覆われています。「パヴェ・ダフィノア」という人気の高いチーズがありますが、このチーズは、同じメーカーで作られている一品です。さすがに山羊乳の爽やかな味わいと、白カビらしいとろけるような食感が楽しめる、非常にバランスの良いチーズに仕上げられています。

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